アンティークポストカード

こんな時期だからこそ…大切な人に手紙を書きませんか?

海外にアンティークを仕入れに行くと、素敵な古い絵葉書が沢山残されています。
色鮮やかな季節ごとの絵柄、エンボス加工や刺繍の細工、流麗な筆記体のメッセージはインクの色も相まってそのものがアートのよう…

絵葉書のやり取りの始まりは1840年代のイギリスと言われています。ですが、当時のカードは非常に高価で限られた特権階級のものでした。その後、産業革命により鉄道が発達し郵便システムが拡がり、印刷技術の向上で安価なカードが販売され1900年頃に大ブームになりました。
都市部では1日に数回の配達があったので「今日の午後にお茶しましょう」などの気軽なメッセージの書かれたものもあります。まるで今のメールやLINEのような使われ方ですね。

アンティークのカードを眺めていると当時の暮らしが浮かび、書いた人の想い、息遣いが聞こえてきそうです。

メールばかりで文字を書くことが少なくなっていませんか?

こんな時だからこそ、手書きの文字から伝わるものがあるのではないでしょうか…

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